日本人唯一のプロサンバダンサーとして有名な中島洋二さんですが、最近は度々メディアにも出演しています。
一体、中島洋二さんはどのような人なのでしょうか?
中島洋二はどんな人?
- 名前:中島洋二(なかじま ようじ)
- 生年月日:1972年?月?日
- 出身地:神奈川県
- 年齢:52歳
- 趣味:旅行
- 職業:ダンサー・デザイナー
- 最終学歴:武蔵野美術大学大学院空間演出デザイン科卒
中島洋二さんは、日本人男性でただ一人のプロサンバダンサーです。
ブラジルで行われているリオのカーニバルにも28回連続出場しており、現地でも注目されている有名人です。
その日本人離れした顔立ちから、ハーフに間違えられることも多いようですが、日本生まれで日本育ちの生粋の日本人のためブラジルとは全く縁がなかったようです。
そんな中島洋二さんが一体なぜ、サンバに興味を持ち始めたのでしょうか?
中島洋二がサンバにハマったきっかけは?
中島洋二さんがサンバに興味を持ち始めたのは、大学時代に「ラテン音楽研究会」に所属していたことがきっかけでした。
サークル活動でサンバの音楽に触れ、サンバの魅力に取り憑かれていったのがサンバダンサーを目指したきっかけだそうです。
特に、学生連合チームで「浅草サンバカーニバル」に出場したことが大きく影響したようです。
その後、1995年の春休みには初めてブラジルに行き、リオのカーニバルを実際に体験しました。
大学院生になってからは何度もブラジルに渡り、1997年にはカーニバルへの出場も果たしています。
このように、サンバの世界にどっぷりハマっていった中島洋二さんですが、最初は苦労の連続だったようです。
日本人がサンバで認められることの難しさ
現代ではインターネットの普及により、手軽に世界中の情報を手に入れることができますが、中島さんが最初にブラジルへ渡った当時は情報もツテもなく、現地の人にもなかなか受け入れてもらえなかったようです。
当然、日本人が突然カーニバルに参加してサンバを踊るなど、考えられなかったような時代だったのです。
「日本人のサンバ」=「出来が悪いこと」と言うスラングになっているほどに、日本人の中島さんにとっては風当たりが強かったようでした。
当然、カーニバルに出たいと言っても鼻で笑われたり、正しい集合場所や時間を教えてもらえなかったりなど、困難の連続だったようです。
しかし、それにも負けずにサンバに対する情熱をぶつけていった結果、次第にブラジルの人々にも受け入れられていったようです。
中島洋二の衣装がスゴい!
中島洋二さんは、武蔵野美術大学時代に培った知識やセンスを活かし、衣装を自作しています。
カーニバルでは、ダンス技術だけでなく衣装のインパクトも大事な要素の一つだそうです。
実は、中島さん自らその衣装をひとつひとつ手作りしているのです。
そこには、大学時代に服飾を専攻していたことが役に立ったようです。
衣装代はいくら?
ちなみに、衣装に使う羽根は一本1500円程度だとか。
一つの衣装だけでも300本以上の羽を使っているとのことなので、羽根代だけでも45万円ほどはかかっていますね。

ものすごくお金がかかっているね!
さらにラインストーンなども散りばめたりするため、合計では一着50万円を超えているのではないでしょうか?
さらに、日本とブラジルに衣装を保管している部屋があり、日本の衣装部屋だけでも保管されている衣装の数は30〜40着と証言されています。
つまり、衣装代にかけた合計金額は、少なくとも1500万円〜2000万円以上の可能性もありますね。
ちなみに、衣装の材料は20年以上かけてコツコツ集めてきたもので作っているのだそうです。
「洋二スタイル」が認められた!
中島洋二さんは、衣装だけでなく肉体美にもこだわりました。
サンバといえば、羽根をつけた露出度の高い衣装の女性ダンサーが踊っているのが印象深いですね。
現在では、男性でも露出度が高く派手な衣装で踊るのも珍しくはないかもしれませんが、そのスタイルをブラジルで定着させたのは中島洋二さんだったのです。
というのも、それ以前はブラジルでも男性が露出度の高い派手な衣装で踊ることは珍しかったとのこと。
今では、現地のデザイナーや演出家から「洋二スタイル」と呼ばれるほどに定着しているようです。
ちなみに、体づくりにも余念がないようで、30歳ごろから筋トレを始め、今では週に5回はジムに通っているそうです。
肉体も衣装の一部だという概念があるため、体づくりも欠かせないようですね。
中島洋二は映画『はたらく細胞』に出演してた?
最近は『マツコの知らない世界』など、メディアへの露出も増えてきた中島洋二さんですが、2024年には実写版映画『はたらく細胞』に出演していたことが話題となりました。
映画『はたらく細胞』とは、シリーズ累計発行部数1000万部を突破している人気漫画の実写版です。
内容は、人間の体内の細胞を擬人化したキャラクターたちによって、体の仕組みをわかりやすく解説してくれる物語です。
特に、小学生からの人気が高いようですね。
そんな細胞達が織りなす物語の中で、中島洋二さんの役柄は「ドーパミン」だったそうです。
明るく陽気なサンバのイメージが「幸せホルモン」と呼ばれるドーパミンのイメージにピッタリですね。
あまりに本格的なサンバだったので、「あのダンサーは誰?」と話題になったようです。
これを機に、ドラマや映画への出演も増えるかもしれませんね。
まとめ
今回は、プロサンバダンサーの中島洋二さんについてまとめていきました。
52歳という年齢ながら、まだまだ衰えを見せない肉体美ですね。
自身も目標にしている連続出場30回達成を目指して、これからもその情熱的な踊りを見せ続けていってほしいですね。
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