2025年3月20日に公開された映画『少年と犬』に出演している女優の宮内ひとみさんですが、あまり聞きなれない名前の女優だと思った方も多いのではないでしょうか？
実は、彼女は女優の桜庭ななみさんだったのです。
今回は、なぜ桜庭ななみさんは宮内ひとみという名前に改名したのかを探っていこうと思います。
宮内ひとみは桜庭ななみだった！？
桜庭ななみさんは、2024年の11月11日に所属事務所を退所し本名の宮内ひとみとして活動することを発表しました。
まずは宮内ひとみ（桜庭みなみ）さんの経歴を簡単におさらいしましょう。
宮内ひとみ（桜庭ななみ）のプロフィール
- 宮内ひとみ（桜庭ななみ）
- 生年月日：1992年10月17日
- 年齢：32歳（2025年3月現在）
- 出身地：鹿児島県出水市
- 血液型：O型
宮内ひとみさんは2008年から芸能事務所スウィートパワーに所属し、桜庭ななみ名義で女優として活動していました。
桜庭ななみさんといえば、三菱地所のCMに出演していたのが印象的ですね。
他にも、アニメ映画『サマーウォーズ』ではヒロイン・夏希として声優にも挑戦しています。
2011年には映画『最後の忠臣蔵』で日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞したこともありました。
その後、2019年にはNHK朝の連続テレビ小説『スカーレッド』にも出演し、国民的女優の仲間入りも果たしています。
また、韓国ドラマにハマったことがきっかけで韓国語と中国語を勉強し、今では通訳なしで話せるほどの実力を持っています。
それがきっかけで、2016年頃からは台湾ドラマに出演したり、ジョン・ウー監督の『マンハント』に出演するなど、グローバルに活躍の場を広げていきました。
さらに、2022年には第17回Asia Model Festival（韓国）で「アジアスター賞海外部門」を受賞するなど、世界でも注目される女優へと躍進しています。
そんな女優として実力を伸ばしていた桜庭ななみさんですが、活動開始以来17年間所属した芸能事務所のスウィートパワーを退所し、本名の宮内ひとみへと改名したことを発表しました。
桜庭ななみさんは、一体何がきっかけで本名の「宮内ひとみ」に改名することを決意したのでしょうか？
ネット上ではさまざまな憶測が飛び交っています。
桜庭ななみが宮内ひとみに改名したのは事務所の圧力？
桜庭ななみさんが本名の「宮内ひとみ」に改名した理由は、本人の希望で決まったことのようです。
しかし、一部報道やネット上では、事務所から圧力がかかって改名せざるを得なかたのではないかという憶測が上がっています。
果たして、本当にそのようなことがあったのでしょうか？
調べていくと、事務所からの圧力があった可能性は低いように思われることがわかりました。
その理由をまとめていきます。
理由①：所属事務所とは円満退社している
芸能事務所スウィートパワーは11月11日、公式サイトにて「この度、自分のペースで活動をしていきたいという本人の気持ちを尊重し、円満に契約を終了する運びとなりました」という声明を出しています。
また、インスタグラムの投稿でも「（事務所が）温かく送り出してくださった」とコメントしているように、円満退所したことを報告しています。
しかし、「円満退所なのに芸名を使わないのはなぜ？」や「桜庭ななみで定着しているのだから、変えない方が良いのでは？」などと、円満退社説に懐疑的な意見も上がっています。
ですが、以前と違い、現在では事務所側から圧力を加えて本来の芸名を使用できなくすることは独占禁止法違反につながるということで、事務所側も安易にそのようなことはしないと思われます。
実際のところ、事務所スウィートパワーに所属していた桜庭さんの先輩に当たる黒木メイサさんや桐谷美玲さん、南沢奈央さんなどはら、事務所退社後も芸名を変えずに活動しています。
そのため、桜庭ななみさんは本当に事務所を円満退社している可能性は高いようですね。
理由②：桜庭ななみは本人の希望で”宮内ひとみ”に改名した
桜庭ななみさんの改名について、「本人の希望により本名で活動していく」と一部メディアにより報じられています。
その理由として、桜庭ななみという芸名も、元々は本人の希望を反映して付けられたものではなかったことが挙げられます。
桜庭さんの所属していた芸能事務所スウィートパワーの方針として、個人情報の流出対策として所属するタレント全員に事務所側が芸名をつけていたようです。
そのため”桜庭ななみ”という芸名も、本人の意思とは関係なく付けられた名前なのかもしれません。
なので、桜庭ななみさんは事務所からの独立を機に、自分の力で新しいステージを戦い抜いていくことの決意の表れとして本名の”宮内ひとみ”に改名したのかもしれません。
実際に、インスタグラムでも「これからは新たな挑戦として心機一転、本名の「宮内ひとみ」として活動していきます」という一文があったので、本人の意向で改名した可能性は高いと思われます。
しかし拭えない疑惑も・・・
上記のような理由から、桜庭ななみさんが事務所の圧力によって改名したのではないかという疑惑は晴れたように思えます。
しかし、桜庭さんが所属していたスウィートパワーという芸能事務所の社長に対して、パワハラやセクハラの常習犯なのではないかという疑惑も上がっています。
問題の人物は、芸能事務所スウィートパワーの女性社長（５３）。新人タレントに対して“キスしたい”“ハグしたい”と言いながら体を触るほか、自宅兼事務所の社長宅で同居し、ダブルベッドで一緒に寝る、就寝中は手をつなぐなどを強要。お風呂に入っていると勝手にのぞくなどのセクハラ行為があったという。
引用：日刊ゲンダイ
もし所属事務所の社長が本当にそのような人物なら、桜庭さんの退所を受けて芸名の使用を禁止するという圧力をかけたこともあり得るかもしれませんね。
スウィートパワーは2017年に堀北真希さんが退所したのをきっかけに、桐谷美玲さんや黒木メイサさん、内山理名さんなどの有名俳優が次々と退所しています。
そこにきて、最後の砦となった桜庭ななみさんの退所はかなりの痛手でしょう。
事務所側としてはなんとしても引き留めたかったかもしれないため、本人の意向で退所が決まってしまった見返りに芸名の使用を禁止した可能性もあるかもしれません。
実際に、スウィートパワーは2021年当時に所属していた俳優の岡田健史さんと、契約解除をめぐって訴訟問題にまで発展したことがありました。
その時は和解が成立したものの、2022年には桜庭さんと同様に本人の希望で本名の”水上恒司”に改名して退所しています。
岡田さんのケースも事務所からの圧力があって改名に至ったのかはわかりませんが、桜庭さんとも何かしらのトラブルがあった可能性もあるかもしれません。
ですが、それらは憶測の域を出ないため、真実は当事者のみしか知り得ませんね。
桜庭ななみが宮内ひとみに改名したのはなぜ？
それでは、「事務所の圧力」以外で桜庭ななみさんが”宮内ひとみ”に改名した具体的な理由はどのようなことが考えられるでしょうか？
いくつか考えられることをまとめてみました。
理由①：決意の表明
先ほども述べたように、桜庭さんは2024年11月11日に事務所を退所し独立しています。
独立したということは、自分自身で全ての業務をこなさなければなりません。
それは、女優業だけではなく個人事務所の社長としても働いていかなければならないのです。
「宮内さんは、自らの名刺を手に営業先へあいさつに周ったり、コワーキングスペースで今まで使ったことがなかったというパソコンを開き、慣れない様子で事務作業をこなしたりしていました。 事務所に所属しているときには『今までいろんなことをやってくれていたんだな』と恵まれた環境だったことをしみじみ語る場面も。当時の感謝を改めて噛みしめながら、奮闘しているようでした」（前出・芸能プロ関係者）
引用：FLASH
このように、事務所に所属していた頃とは全く違い全ての責任が自分自身にのしかかってきます。
それに立ち向かう決意の表れとして、自らの本名である”宮内ひとみ”として活動していくことを決心したのではないでしょうか？
理由②：スピリチュアルにハマった？
芸能人がスピリチュアル系の占い師に言われて改名したパターンはよくある話なのかもしれません。
有名な話だと、能年玲奈さんが占い師の助言により”のん”に改名したということもありましたね。
実は、桜庭ななみさんも占い師によって助言されたことがあったのです。
それは、2023年2月20日にフジテレビ系「突然ですが占ってもいいですか？」に出演した際に、占い師の星ひとみさんから「芸名より本名の方が世界に行ける」ということを助言されていたのです。
もしかしたら、桜庭ななみさんはその事がきっかけで本名での活動を決意したのかもしれませんね。
まとめ
今回は桜庭ななみさんが宮内ひとみに改名した理由を考えていきました。
結局、改名した本当の理由はわかりませんが、本人の希望で改名したのは確かではないでしょうか？
すでに浸透している”桜庭ななみ”の名前から本名の”宮内ななみ”で活動していくのはとても大変なことかもしれませんね。
それでもあえて改名したのは、宮内ひとみさんが新しいステージで活躍していこうという意気込みが現れているのではないでしょうか？
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